株式会社田村ビルズグループ

山口県の企業が財務責任者の採用に成功!
採用によってもたらされた効果とは?

企業名:株式会社田村ビルズグループ
所在地:山口県山口市

明治12年の創業以来、時代に合わせて主力事業を変化させながら、140年以上続いている山口県に本社を置く老舗企業。「住」と「Re」をキーワードに、中古住宅リノベーション事業、不動産関連事業、住宅リフォーム事業、仮設足場関連事業など、山口県を中心に幅広く展開。

今回は、経営理念に「ともに豊かに」を掲げ、多彩な取り組みを行っていらっしゃる、代表取締役 田村伊幸様にお話をお伺いしました。

人材採用前の課題と
採用後の効果

採用前の課題

  • 企業規模にあわせた体制整理
  • 社内体制(財務機能)の強化

採用後の効果

  • 内部管理体制の強化
  • 事業推進スピード向上

課題・背景

  • 採用を行う前に、課題だと感じられていたことを教えてください。

     企業として持続的な成長を目指す中、現在の社内体制が企業規模に追いついていないことに危機感を覚えていました。社内の体制強化が喫緊の課題と認識し、特にこれまで経営陣が兼務で担っていた、資金調達や予実管理、資金運用などの財務機能面を強化したいと考えました。そこで、財務部長ポジションを新設し、外部から精通した財務責任者を採用することとしました。

  • YMキャリアにご相談、ご依頼いただいたきっかけを教えてください。

     財務面に精通した方といえば、金融機関出身者というイメージがあったため、まずは取引銀行である山口銀行に相談しました。その中で、金融機関出身者も含め、全国から様々な経歴を持った人材の紹介が可能なYMキャリアに、財務責任者ポジションの人材募集をお願いしたというのがきっかけです。

採用活動について

  • どのようなスキル・経験の人材を募集されましたか。

     財務に精通していることに加え、経営者と同じ視座で、物事をやり遂げるために何が必要なのか考え、形にしていく努力を惜しまない方を求めていました。そこで、財務知識を持つ、経営に近いポジションでの事業運営経験がある人材を、山口県に限らず全国から探していただきました。

  • 財務責任者の採用活動を行う中で、どのようなことを意識されましたか。

     面接などの採用活動を通して、自社の社風にマッチするかどうか、自社にはない資質を持ち、良い影響をもたらしてくれるかどうかという部分を見ていました。私自身、会社のことは誰よりも理解しているという自負があります。自社にはない要素を持つ方に加わってもらうことで、企業としてもさらに成長したいという思いがありました。また、これまでの経験などから、新たなことにチャレンジし、形にしていく力があるかどうかという点にも着目して採用活動を行いました。

成果・今後の展望

  • 財務責任者の採用によって生まれた成果を教えてください。

     当初課題と認識していた財務面については、財務責任者として十二分に力を発揮してもらっています。外部から新たに加わってもらったことで、既存社員の業務負担が軽減されただけでなく、企業として新たな取り組みを加速させていく体制が整いました。また、入社した人材は、経営に近いポジションで、事業の企画から実行まで責任を持って取り組んだ経験を持つことから、現在もあらゆる事業において関係各所の調整を行いつつ、スピーディーかつ適切に対応してくれています。当社の誰にも引けをとらない推進力を持ち、物事を形にしてくれているので、私としても大変助かっています。

  • 今後の人材採用活動などについて、お考えを教えてください。

     様々な不確定要素がある中、将来を見据えて企業経営を行う必要があります。そのような中で、人的資本経営など、「人」に焦点を当てて、企業経営が語られることが多くなっています。私は、人材の採用というのは企業経営者にとって最重要マターで、「人材戦略=経営戦略」といっても過言ではないと考えています。当社は様々な方法で人材の採用を行っていますが、共通しているのは、当社の経営理念『「ともに豊かに」全従業員の物心両面の幸福を追求することとともに、地域・業界の進歩発展に貢献する』に共感し、一緒に会社をより良くしていただける方を求めているという点です。引き続きこのポイントを重視して人材の採用を行い、企業として新たなチャレンジを行っていきたいと考えています。