企業名:小野田通運株式会社
所在地:山口県山陽小野田市
ホームページ:https://www.onoda-exp.co.jp
昭和 27 年の会社設立以来、通運・運送事業、構内荷役事業など主に物流を通じて産業界に奉仕するとともにタンク洗浄事業、産業廃棄物収集運搬業の許可取得など環境保全事業にも積極的に務めている。
今回は、弊社「伴走型支援サービス」を活用して人材を採用された、
同社代表取締役 重廣 孝志様にお話を伺いました。
企業名:小野田通運株式会社
所在地:山口県山陽小野田市
ホームページ:https://www.onoda-exp.co.jp
昭和 27 年の会社設立以来、通運・運送事業、構内荷役事業など主に物流を通じて産業界に奉仕するとともにタンク洗浄事業、産業廃棄物収集運搬業の許可取得など環境保全事業にも積極的に務めている。
今回は、弊社「伴走型支援サービス」を活用して人材を採用された、
同社代表取締役 重廣 孝志様にお話を伺いました。
人材の採用にいたるまでの背景について、教えてください。
当社は、運輸部、構内事業部、クリーン事業部の部署から構成されており、そのうち運輸部には約50名が所属し、その大半はドライバーが占めています。運輸部は、一般貨物運送事業(朝陽営業所)、火薬輸送(日本化薬構内営業所)、鉄道利用運送事業(宇部駅営業所)を主業務とし、工場内荷役事業を担うことによりスムーズな運送体制を確立しています。
その一方で、運輸部の責任者が勇退して以降、後任が不在であり、総務部管掌役員が兼務をしている状況であったため、管理面に不安をもっていました。加えて、2024 年 4 月から「2024 年問題」と呼ばれる、ドライバーの労働時間への上限規制が開始されるため、運輸部の管理体制強化が急務となり、兼務ではなく、専任の管理者の採用を検討するようになりました。
YMキャリアにご相談、ご依頼いただいたきっかけを教えてください。
取引銀行である山口銀行へ相談したことがきっかけです。同グループ会社である YM キャリアとともに、運輸部門の責任者を任せられる人材を探していくこととなりました。
どのようなスキル・経験の人材を募集されましたか。
運輸部の部門を統括する人材となるため、「マネジメント経験が豊富であること」、「コミュニケーション能力が高いこと」、「やる気に満ちた熱い気持ちを持っていること」、を人材要件として、人選を進めてもらうようにしました。
採用された人材はどのような方ですか。
採用・入社に至った方は、金融機関にて支店⻑や関連会社の代表者の経験を有する方でした。選考での明るい受け答えなどを通して、管理面だけでなく、ドライバーとのコミュニケーションも円滑に行うことのできる人材ではないか、と期待が持てたため、運輸部責任者としての採用を決定しました。
採用によって生まれた成果や効果を教えてください。
入社者は、入社後すぐに、運輸部の現状把握と業務改善のために、所属社員との 1on1ミーティングを行い、課題や要望等のヒアリングを行っていました。ヒアリングした内容を本社にも共有してもらい、変革に取り組んでいただいています。具体的には、「①遠隔点呼の導入」や「②車輛へのバックモニターの取り付け」などです。
―①遠隔点呼の導入-
運送事業者の点呼は原則対面と定められていた中、2022 年からモニター越しに離れた場所から点呼を行う「遠隔点呼」も手段として認められており、当社においても、入社者を中心に導入することができました。その結果、点呼のための早朝や夜間の出勤が見直され、業務時間の改善に繋がっただけでなく、点呼の予定や実績をシステム上で管理できるため、より確実な点呼ができるようになりました。
―②車輛へのバックモニターの取り付け―
現在は、既存車輛へのバックモニターの取り付けは義務化されてはいませんが、ドライバーの死角を補うことや、駐車時のストレス軽減につながることがら、今回取り付けを決定しました。この取り付けについても、貢献いただきました。
このように、営業所の社員からの声を基に、本社とも連携しながら、様々な業務改善を進めてもらっています。入社者自身も、「これからも部署の皆さんのご意見から、改善に取り
組んでいきたいです。」と話しており、前向きな姿勢を感じています。
また、社内全体施策として、「社内業務の見える化プロジェクト」を推進しています。属人化している業務があると、正しい施策を立てることができないため、DX 推進には、このプロジェクトが必要不可欠であると考えています。DX を交えて、必要な情報を常に見ることができるための整備や、部署間の連携がしやすい仕組みづくり、各種書類の電子化等を進めていきたいと思っています。入社者には、このプロジェクトのプロジェクトリーダーに就任してもらい、知見を有する人材からの支援も受けながら、現在尽力いただいています。
入社者の責任感のある言動とスピード感のある行動力を高く評価しています。そのため、今後も一緒になって課題解決や組織体制の再構築に力を発揮していただけることを期待しています。