事業拡大に伴い、総務部門責任者の採用

企業名:株式会社吉村
所在地:山口県宇部市
ホームページ:http://yoshimura-group.jp/

1953年創業。宇部市を拠点に、クレーンリース、運送業、
プラント等建設工事、橋梁架設工事、大型重量品工事などを行っています。

今回は、弊社「伴走型支援サービス」を活用して人材を採用された、
同社代表取締役 吉村 仁徳 様にお話を伺いました。

人材採用前の課題と
採用後の効果

課題

  • 総務部門責任者の確保

成果

  • 現状把握→改善推進

課題・背景

  • 御社についてと、人材の採用にいたるまでの背景について、教えてください。

     創業以来培ってきたクレーン技術・輸送技術を基盤に、多様化する顧客ニーズに応えるため、機械設置工事や配管製作、取付工事も手掛けています。
    通常、工事は工事施工会社、クレーン作業はクレーン会社、輸送業務は運送会社等と、それぞれ分けて発注しますが、当社ではこれらの業務を一社で一貫して対応できるという強みがあります。
     この強みを活かし、さらなる事業拡大を目指す中、財務や経理の専門知識を持ち、総務部門の責任者を任せられる人材の新たな採用を検討していました。


    • YMキャリアにご相談・ご依頼いただいたきっかけを教えてください。

       取引銀行である山口銀行や、以前から人材に関して意見交換をしていたYMキャリアに相談し、共に採用活動を始めることになりました。


採用活動について

  • どのようなスキル・経験の人材を募集されましたか。

     YMキャリアと求人要件をすり合わせた結果、以下のスキルを総務部門の責任者に求める条件として掲げました。

    ・ 事業会社での経理、財務統括経験
    ・ 金融機関、会計事務所、コンサルティング会社等での財務関連業務経験


  • 採用された人材はどのような方ですか。また、採用するときのポイントについても教えてください。

     書類だけでは人柄や考え方を把握できないため、紹介された全員と面接を行い、最終的に1名の方の入社を決定しました。
    採用を決定した方は、鉄道会社や物流会社で財務・経理業務を担当者から管理職まで幅広く経験された方でした。
     採用は単なる人員補充ではなく、企業の未来を共に築くパートナーを迎える重要なプロセスです。どのようなミッションを託し、どのような役割を期待しているのかを採用側が明確に伝え、入社する人材を迎え入れる準備が不可欠です。この考え方は、当社と入社者双方にとって良い結果をもたらしていると思います。

成果・効果

  • 採用によって生まれた成果や効果を教えてください。

     新たに採用した人材には、“総務部門から見える課題を洗い出すこと”や、“その課題の改善を推進すること”をミッションとして託しました。入社者は、これまでの経験を活かし、社内の現状を分析しながら課題を見つけ、改善に取り組んでいます。
     例えば、各規定類の再整備や固定費の見直しの検討があります。事業拡大に伴い、採用を強化していくためには、社内規定を時代に合ったものへと改定する必要があるため、再整備が進められています。
     また、各設備の稼働率や固定費などのコスト面の見直しにも取り組んでいます。
     さらに、ハラスメント講習などのコンプライアンス研修の導入にも着手しており、多岐にわたる課題に取り組んでいます。入社者は財務・経理に関する豊富な経験を持ち、数字に強いため、安心して任せることができています。
     今後も総務部門の統括者として、会社の基盤となる部分を築いていくことに期待しています。



    • 最後に、YMキャリアを活用してみて、どうでしたか。

       他の人材紹介会社と異なり、入社後のアフターフォロー(※)が手厚く、YMキャリアを活用して良かったです。また、採用活動においても、的確なアドバイスと迅速な対応で信頼を深めることができました。
      (※YMキャリアのアフターフォロー:入社1、3、6か月時に面談等を実施)