株式会社おおつか

YMプロシェアリング

営業活動の強化を図るため、
山口県の企業が副業・兼業人材を活用!

企業名:株式会社おおつか
所在地:山口県光市
ホームページ:https://kk-otsuka.co.jp/

山口県周南市・下松市・光市を中心に、外壁塗装やリフォーム工事を行われている。法人事務所や工場などの大規模なものから住宅に至るまで様々な施工事例を持ち、地元に根ざす工務店として多くのお客様からの信頼を得ている。

今回は、実業経験や専門的な知識を持つプロフェッショナル人材(以下、プロ人材)と業務委託契約を締結し、同人材からの支援を受けて個人顧客向けの営業強化やWebマーケティングに取り組まれた同社代表取締役の冨士岡 崇様にお話を伺いました。

プロ人材活用前の課題・
活用後の効果

課題

  • 個人顧客向け事業の推進

効果

  • 個人向けのデジタル導線の構築
  • 個人顧客からの問い合わせ獲得
  • 営業フローの構築

課題・背景

  • プロ人材を活用する前に、課題だと感じられていたことを教えてください。

    当社の中核である法人向け事業に加え、個人向け事業の拡大を図り、将来的には一つの事業部として独立させたいという思いを持っていました。個人のお客様はホームページやSNSを見て新築やリフォームの依頼をするイメージがあったため、ホームページなどのWeb媒体を整備して顧客接点を作り、認知度をあげることで集客に繋がると考えていました。しかし、元々法人向けの事業が主体である当社においては、個人のお客様へのアプローチにノウハウがなく、個人向け営業の経験がある方に協力いただき、営業強化ができればと考えていました。

  • YMキャリアにご相談、ご依頼いただいたきっかけを教えてください。

    日頃から情報交換している取引銀行の担当者との話の中で、副業・兼業という人材の活用方法により、Webマーケティングなど、様々な分野に精通した人材と接点を持つことができるかもしれないという提案を受けました。その話に関心を持ったことがきっかけで、YMキャリアを紹介されました。YMキャリアの担当者との協議では、個人顧客獲得のためには、ホームページやSNSによるデジタル導線の構築と併せて、顧客認知から獲得までの営業フロー構築が必要であることを整理しました。

支援内容

  • 人材活用の決め手となったことは何ですか?

    実際に支援いただいた方は、Webマーケティングと営業戦略を一体で考え、企業の状況に適した営業の仕組みを構築することを得意とするプロ人材で、成果に繋がるイメージが共有できたことから、業務委託契約を締結し、支援を受けることになりました。また、その方はリモートワークによる支援を基本としながらも、本社のある山口県に定期的な現地訪問が可能で、会社の雰囲気や社員の様子を見てもらいながら支援を受けることができるのも決め手の一つとなりました。

  • 具体的な支援内容や頻度を教えてください。

    個人のお客様向けの営業活動に関して、当社の現状整理から仕組みづくりまで一貫してお手伝いいただきました。SNSの立ち上げや運用フローの構築など、実務面のフォローもしていただきました。月数回のWeb面談や現地訪問によってコミュニケーションをとりながら、プロジェクトを進めていきました。

成果・展望

  • プロ人材を活用して良かったことを教えてください。

    良かったこととして挙げられるのは二点です。まず、個人のお客様から問い合わせをいただくための仕組みや営業方法が確立できたことです。ホームページのリニューアルやSNSの開設において、当社の思いや伝えたいことを盛り込みつつ、お客様が求める情報を提供できるよう、内容やデザインについても認識合わせをしながらブラッシュアップしていきました。さらに、ホームページやSNSでの情報発信を組織として継続的に行うための運用マニュアルの整備や、ホームページのアクセス数を増加させるためのSEO対策など、プロ人材と当社で協力して体制づくりを進めました。また、顧客情報の有効な活用方法や、提案トークスクリプトの作成についても助言をいただき、お客様からの問い合わせがあった後のフローも構築することができました。
    二つ目は、取り組むべきことを明確にして物事が進められた点です。自社の知識や経験だけでは、目的を達成するために何をどのような順序で取り組むべきなのか判断することもできませんでしたが、経験や知見を持ったプロ人材にメンターの役割を担っていただき、悩みや疑問点を随時相談できたことで迷うことなく進めることができました。

  • 今後の取り組みについて教えてください。

    今回のプロ人材の活用により、リニューアルしたホームページのアクセス数やSNSのフォロワー数は着実に増え、ホームページやSNSを経由して個人のお客様からの問い合わせを獲得することにも繋がっています。今回の支援を通して仕組みを作ることができたので、今後はこの仕組みを効率的に運用するための社内体制の強化を行っていく方針です。人員の増強など、さらに取り組むべき課題が見えているので、前進できるように努めていきます。
    また、社員の育成という観点では、多能工として活躍する社員も増やしていきたいと考えています。変化の多い時代だからこそ、社員には自分の可能性の幅を狭めることなく、様々なことに取り組んでほしいですし、取り組んだ結果、それが自らの武器となってくれれば嬉しく思います。